普段よく乗っている中央線で高尾まで行って、そこから甲府方面の普通電車に乗り換えて高尾から一駅の相模湖に到着。
降りた瞬間に夏をビシビシ感じる、緑溢れる相模湖駅。
まず湖を見ようとして、駅からどんどん坂を下る。
湖に着くまでも緑溢れる風景が続いていて、それを見ながら立ち止まってみる。
石垣氏曰く、煙草は夏よりも圧倒的に冬の方が美味しいらしい。
また歩き出して、すぐに相模湖のそばに到着したものの、ボート屋さんとか釣り具屋さんとかが廃墟になってて「あれ、なんか、思てたんと違うなぁ」となってしばし立ちすくむ。
早くも行き詰まり、駅へと引き返し作戦会議。
観光案内所に入って、パンフレットを片っ端からあさる。
すると山やら温泉やら相模湖リゾートプレジャーフォレストなる洒落た遊園地やら、色々と魅力的なものがあることを知る。
植「相模湖来といてこんなこと言うのもあれなんですけど、やっぱり夏と言えば山じゃないですか?」
石「確かに山は魅力的だね」
植「既に汗びっちょりなんで温泉てのも魅力的ですねぇ、着替え持って来てないですけど」
石「色んな山があるんだね」
植「あ、温泉まで無料の送迎バスがでてる」
石「頂上まで1時間30分かぁ」
相談の末、嵐山という406mの山を登ることに。
登山口に着くまでに疲れるのを恐れたので、バスで行くことに。
観光案内所のそばに、相模湖ふれあいパークなるものがあったので、そこで戯れながらバスを待つ。
ひとしきり戯れて、やってきたバスに乗り込む。
相模湖リゾートプレジャーフォレストの入り口でバスをおりて、相模湖リゾートプレジャーフォレストには目もくれず嵐山へ。
嵐山でまず驚いたのは、山への入り口が民家の敷地内だということ。
石「ただの裏道だよねこれ」
植「反対側の道路に出そうな勢いですね」
石「このパンフレットには『京都のような竹林を通る』って書いてあるけど」
植「まさかこの細いやつのことを言ってるんじゃないでしょうね」
石「いや、植田君あり得るよ」
ふと右を見るとそこには相模湖リゾートプレジャーフォレストの駐車場が
植「本当にここで合ってるんですかね」
石「不安だね」
しばらく京都のような竹林の間を歩いていると
植「これこれ!これですよガッキーさん!僕が見たかった景色は」
石「嵐山良いね」
道中、キノコを見つけると必ずシャッターをきる石垣氏
石「これは、キノコなのか?」
石「割ってみるか」
石「ダメだ割れねぇ」
嵐山、序盤は何故か下り道が続いてかなり楽ちんだったのに、半分を過ぎた辺りからかなりの勾配になって、二人して無言のまま必死に足を前に出す。
半分を過ぎた辺りで突如現れる京都のような竹林
しかしこの頃には美しい竹林を眺める余裕などなく、ただひたすらに足を前に出すことしか出来なくなっていた。
そしてフラフラになりながらなんとか頂上へ。
嵐山の頂上には産霊宮水上神社という神社があって、そこで二人で必死に手を合わす。
この嵐山、どうやら頂上までのルートが二通りあったらしく、僕らが選んだルートはキツく尚且つ時間がかかるルートだったらしいことを知り、軽く天を仰いだ。
登山速度の倍以上のスピードで下山
折角相模湖に来たのだからと、相模湖を眺めることに
相模湖のそばのシュールな建物
植「どれだけ相模湖を眺めても、僕らの相模湖の印象は嵐山しか残りそうにないですね」
石 「そうだね」
植 「めっちゃキツかったですけど、やっぱり山は美しいですね」
石 「次はどこの山に登ろうか」
tagの宇山にガッキーさんと山に登ったこと、それがめちゃくちゃキツかったことを伝えると「へなちょこLevelだからね。体力つけましょう」と言われたので、次は宇山に先頭を歩かせて山を登ろうと思います。